この団体「バニ園」は、色々な特技を持つウサギさんが集うバニーの園です。
なぜウサギなのか・・・?
子供って、みんなウサギが好きなんじゃないかなーと思ったから出演者は強制的にウサミミ装着なのですww
「バニ園」が出来たきっかけはなんだったかと言うと・・・。
育児中のママさん、産後サザエさんを見て泣けたことはありませんか?
私はあります。
・・・感動したから?
いいえ。
波平の理不尽すぎない?!という説教に?
いいえ。
・・・それは・・・
「たくさんの家族にタラちゃんを見てもらえるのが羨ましいぃぃぃぃーーーーーー!!!!」の涙です・・・。
いつも誰か大人の目がある環境、羨ましいぃぃぃぃーーーーーー!!!
自分の弟と妹が子供と歳が近くて遊び相手になってくれるなんて、羨ましいぃぃぃぃーーーーーー!!!
毎日の食事の支度が母とのふたり作業なんて、羨ましいぃぃぃぃーーーーーー!!!
と、心底思いました。
実父母と同居。(「実の」というのがまた。)
だいたい定時に帰宅して来るっぽいダンナ。
勝手知ったる実家暮らしで、庭まであって!
あぁ!!
なんて恵まれた環境で育児してるんだ、サザエさん!!!!
・・・と、とにかくサザエさんはその時の私が羨む全てを持ち合わせたママ(今思えば、羨ましがってもしょうがないことだらけですが、産後のメンタルなんてそんなもん)でした。
毎週日曜日の夕方、テレビの前で深いため息をついていた私は一児の母です。
毎日「都会での育児ってなんて孤独なんだろー・・・」と泣ける日々を過ごしていました。
毎秒ごとに襲ってくる育児のてんやわんやに「なに?!どーすんの、これ?!」とパニクりながら、それ以上に自分の心の中でどんどんでっかくなっていくグレーなモヤモヤとも戦いながら。
そして、この世で唯一無二の尊い命を育てながら、今まで感じたことのなかった感情に自分で戸惑ったり、今まで思ったことのなかった命に対する莫大な責任を思って潰されそうになったり、今まで気付きもしなかった沢山の感情の波からの集中攻撃を受け、「人間が生きるって、こんなに大変で苦しいものなのか!!」と、突きつけられる毎日。
人生って辛いことしかないんだろうなとも思ったし、大変なことなんて山のようにあるし。
今思うと、産後のホルモンバランスが乱れまくりの母親あるあるかもしれませんが、それはそれは苦しかった。
苦しい・・・苦しい・・・苦しい・・・苦しい・・・
うーーーん・・・
ハッ!! (゜ロ゜)!!
「だったら!!もう私、これから笑顔になるためのことしかしない!!」
・・・苦悩しかない日々が続くと、人間は自力で何かに気付けますね。
一言で言うと、私の「逃げ場」です、この「バニ園」。
でも、もう私はひとりじゃない。
私ひとりじゃ逃げられないから、じゃあ子供も一緒にちょっと逃避しちゃえっていう場所。
そして、楽しいことって皆でやるともっと楽しくなるものだから、
「私、自分の子供連れて、自分が楽しいと思うことやるから、楽しくなりたい人、子供連れておいでよーーー!」
と、立ち上げたのがこの「バニ園」です。